債務整理で借金解決ガイド

債務整理で
借金解決ガイド

返したお金が戻ってくる?過払い金請求の仕組みやメリット・デメリットを徹底解説!

返したお金が戻ってくる?過払い金請求の仕組みやメリット・デメリットを徹底解説!

『過払い金請求』を理解する為には、まず『過払い金』が何なのかを知っておきましょう!

まず、過払い金(グレーゾーン金利)とは、消費者金融やカード会社に払い過ぎたお金(取られ過ぎた利息)のことをいいます。

消費者金融やカード会社がお金を貸す際の金利(利息)は利息制限法と言う法律で定められています。 しかし、2007年くらいまでは、多くの消費者金融やカード会社(貸金業者)がこの利息制限法と言う法律よりも高い金利(利息)で、お金を貸していました。

国の定める金利

貸金業者(消費者金融・カード会社)が貸付をする際に守らなければならない法律として、出資法と利息制限法の2つがありますが、 貸金業者も当然高い金利の方が利益が上がりますので、多くの貸金業者(消費者金融・カード会社)が、高い方の上限金利で利息を取っていたという事になります。

しかし2006年12月13日の貸金業法の改正で出資法の上限金利を利息制限法の上限金利である15~20%まで引き下げることが決定し、現在ではグレーゾーン金利は撤廃されています。

そして、最高裁判所で「貸金業者が利息を取りすぎていた事、取られすぎた金利(利息)は過払い金として、返金手続きを行う事で取り戻す事ができる」と認められ、 グレーゾーン金利で借入を行い、支払すぎていた金利は、「過払い金」として返還請求することができるようになりました。

上限金利はこんなに変わりました

元金 出資法上限金額 利息制限法上限金額
10万円未満 29.2% 20%
10万円以上100万円未満 29.2% 18%
100万円以上 29.2% 15%

過払い金を取り戻す方法『過払い金請求とは?』

過払い金請求とは、払い過ぎた金利(利息)である過払い金を取り戻す為に、貸金業者やクレジットカード会社と交渉をする手続きです。

過払い金請求の4つのステップ

①貸金業者から、取引履歴を取り寄せる

現在取引のある(または過去に取引があった)貸金業者・クレジットカード会社(信販会社)全てに取引履歴を請求します。

②引き直し計算を行う

貸金業者・クレジットカード会社(信販会社)から請求した取引履歴から正しい金利(利息)での引き直し計算を行い、『払い過ぎた過払い金がいくらあるのか?』を調べます。

③貸金業者・クレジットカード会社(信販会社)との交渉

引き直し計算によって算出された過払い金額を元に、貸金業者・クレジットカード会社との交渉を行います。返還に応じた場合は双方で合意書を取り交わします。

④過払い金の返還

合意書によって決められた返還日までに、業者からきちんと入金されるかを確認して終了です。

過払い金請求を行う際に必要な情報

過払い請求は、下記の3点の情報があれば、依頼した弁護士や司法書士が正確な借入期間や当時の金利などを調べてくれます。 いずれもカードや明細、履歴が無くても、おおよその情報さえ判れば大丈夫です。

どこの貸金業者・クレジットカード会社からお金を借りていたか?
今いくら借金があるのか?
取引年数

過払い金請求を行う際に注意すべき事

過払い金請求に強い弁護士・司法書士に依頼する

ご覧頂いた様に、過払い金請求の手続き自体はとてもシンプルな内容の為、自分自身でも手続きを行うことができます。(実際に自分で手続きされた方も大勢います) しかし、個人が業者と直接やり取りをしても、過払い金の返還額を大幅に減らされたり、まともに相手をしてくれない業者もありますので、過払い金請求をする上で一番の難関となる業者との交渉は、弁護士や司法書士に依頼した方が得策です。

過払い金の返還には時効(期限)がある

過払い金は、最後に借入・返済をした日から10年が経過すると時効が成立する為、過払い金を取り戻す権利がなくなってしまいます。 過去に借入をした事があり、最終の取引から時間が空いてしまっている方は、早目に相談する事をおすすめします。

借金を返済中の方はブラックリストにご注意を

借金返済中に過払い金請求を行った場合、過払い金が確定するまでの間に、貸金業者が信用情報に『債務整理を行った』と言う事実を登録してしまう可能性があります。 完済前の過払い金請求は、信用情報に影響する(俗に言うブラックリストに載る)場合がある事を覚えておきましょう。 借金を既に完済されている場合は、『過払い金請求をした』と言う事実は信用情報に登録はされません。なので、ブラックリスト載る事はありません。

社内ブラックリストに載る可能性が高い

借金を既に完済されている場合であっても、過払い請求を行うと、その会社内のみのブラックリストに載ってしまう場合があります。 つまり、その貸金業者やクレジットカード会社の審査が通らなくなる可能性があります。

貸金業者やクレジットカード会社は星の数ほどありますので、他を選択すれば良いだけですが、 どうしてもその会社のクレジットカードが作りたくなっても、作れなくなってしまう場合があるという事を覚えておきましょう。